多機能自動防眩ルームミラー|エレクトロクロミックミラー


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自動防眩ルームミラーとは?

カー用品専門店やホームセンター等のカー用品コーナーには、数多くのアフターパーツが所狭しと並んでいます。
その中から、『自動防眩ルームミラー』を探し出す事は不可能に近いでしょう。なぜなら、店頭でアフターマーケット向けに供給されている部品ではない為です。

『自動防眩ルームミラー』は1980年代中ごろに開発され、進化してきました。アメリカやヨーロッパのミドルクラス車種以上には標準装備されています。
しかしながら、日本車ではごく一部の高級車にしか装備されていないのが現状です。
これらの理由が、この『自動防眩ルームミラー』の日本での知名度の低さなのかもしれません。

自動防眩ルームミラーの動作って?

見た目は全く普通のルームミラーと同じです。キーを回していない時や、昼間はいたって普通のルームミラーです。
純正ルームミラーでは、本体下部にノブが付いていますよね?後ろの車のヘッドライトが眩しく感じた時にこのノブを引くと、防眩効果が得られます。

この一連の作業をセンサーで自動的に行うのが、『自動防眩ルームミラー』です。
自動と言っても、手動ノブのように鏡面が動くのではなく、鏡面全体を電気的に着色させる、EC(エレクトロクロミック・酸化還元)反応を利用します。
鏡のガラス面と反射面の間に、電圧が印加されると着色するEC層が挟まれており、周囲光と後方光センサーからの信号を元に、鏡面の反射率を自動制御するものです。
多機能自動防眩ルームミラー

自動防眩ルームミラーの安全性

私達の目は、夜間走行時は暗順応(暗さに目が慣れている状態)しています。この状態のときに、ルームミラーからの後続車の眩しいヘッドライトが、ドライバーの視界を奪いストレスとなります。
更に手動防眩ミラーでは、ノブを操作する時に脇見運転となります。暗順応時の目に焼きついた残像と合わせ、非常に危険な状態が続きます。

これらの危険を未然に防ぐ事ができ、ドライバーの安全を確保するのが『自動防眩ルームミラー』です。
安全先進国である欧米での、多車種採用の事実がここにあります。日本では、2006年1月『道路運送車両法に基づく保安基準』の改正により、これ以降新車販売される車には、ディスチャージヘッドランプは光軸自動調整装置、ハロゲンヘッドランプは光軸手動調整装置の装着が義務付けとなりました。

眩しさによるドライバーへの危険性を国が認識しています。しかしながら、『自動防眩ルームミラー』の純正採用車種は一向に増えていないのが日本の現状です。

更に多機能

エクソン科学社の『自動防眩ルームミラー』には、更に安全性と付加価値を高める機能が内蔵されています。
*1…センサー取り付け位置により、車内温度・外気温など任意の場所の温度表示となります。
*2…電磁環境両立性テストや、米連邦通信委員会認可、欧州の強制指令適合

取付に関して

取り付けに関しては、多くの日本車に対応しています。(純正ルームミラーがフロントガラスに取り付けられているタイプで、金具形状が合えばボルトオンで完了。)

・トヨタ車・・・・・・純正ルームミラー裏側に(Murakami)の刻印があるタイプは、アダプター無しで簡単に取り付け可能です。一部海外でも販売されている車種で、(Donnelly)の刻印があるタイプでは別売りのカムロックアダプターが必要です。

・日産車・・・・・・・・現在新車販売されている車種のほとんどにアダプター無しで取り付け可能ですが、純正ミラー内にリモコンキーのアンテナが内蔵されている為、アンテナの処理が必要です。ブルーバード系ではカムロックアダプターで取り付け可能車も有り。

・ホンダ車・・・・・・純正ルームミラー裏側に(Murakami)の刻印があるタイプは、アダプター無しで簡単に取り付け可能です。

・マツダ車・・・・・・トヨタ車同様。

・三菱車・・・・・・・トヨタ車同様。

・スバル車・・・・・・トヨタ車同様。


上記適合車種では、本体取り付けは至って簡単です。純正ルームミラーを取り外して差し替えるだけです。カムロック・アダプターを使用するタイプでもスプリングを付け替え、取り付け金具を挿入し付属のネジを締め付けるだけです。

上記適合車種以外でも、付属の金具を『ボンド』や『セメダイン』の2液タイプの速硬化エポキシ接着剤でフロントガラスに貼り付ければ、簡単に取り付け可能です。

配線作業は少々手間が必要です。自動防眩をはじめとする機能には電源が不可欠です。シガーライター等から12V電源を供給して下さい。付加機能のコンパスに関してはミラー本体にセンサーが内蔵されていますが、温度計測とUVに関してはセンサーの配線が別途必要です。

温度センサーに関しては、車内温度を計測したい場合は、車内の任意の場所に温度センサーを設置してください。外気温を計測したい場合は、車外へのセンサー取り付けが必要です。*車内にセンサーを置いた場合は、路面凍結警告は正常に作動しません。

ユーザーの方が詳細な取り付けレポートを公開していますので、参考にしてください。
>>セレナ快適化計画+アルファ<<


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